LDLコレステロールが高いと言われたら?原因と下げる方法を医師が解説

LDLコレステロールが高いと言われたときの対処法

健康診断で「LDLコレステロールが高い」と指摘され、胸がざわついている方も多いのではないでしょうか。「悪玉コレステロール」という言葉に不安を覚えつつも、特に自覚症状がないため「まだ大丈夫だろう」と、つい後回しにしていませんか。

しかし、その油断が危険なサインとなることがあります。痛みもかゆみもない水面下では「動脈硬化」が静かに進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞の引き金となります。実際に、LDLコレステロールが高いと心筋梗塞のリスクが3.8倍に高まるというデータもあるのです。この記事では、なぜLDLが高いと危険なのか、その本当の理由から、食事や運動で数値を下げる具体的な方法までを医師が徹底解説します。手遅れになる前に、ご自身の身体と向き合うきっかけにしてください。

目次

LDLコレステロールの基準値 あなたの数値は危険?

健康診断の結果表にずらりと並んだ項目と数字。その中でひときわ目立つ「LDLコレステロール」の欄に印がついて、心穏やかでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「悪玉コレステロール」という通称から、何かとても身体に悪いもの、という漠然とした不安を感じてしまうかもしれません。

しかし、大切なのは、ご自身の数値を正しく理解し、それが何を意味しているのかを知ることです。ここでは、基準値の見方から、なぜLDLコレステロールが高いと対策が必要なのか、その根本的な理由を分かりやすく解説します。

健康診断結果の見方 正常値・境界域・異常値

まずは、お手元の健康診断結果と見比べて、ご自身のLDLコレステロール値がどの範囲にあるかを確認してみましょう。日本動脈硬化学会が定めている主な基準値は以下の通りです。

項目基準値
正常値120mg/dL未満
境界域120~139mg/dL
異常値(高LDLコレステロール血症)140mg/dL以上

LDLコレステロール値が140mg/dL以上の場合、「脂質異常症」という診断名がつきます。

また、「境界域」である120〜139mg/dLという数値も、決して安心できるわけではありません。特に、以下のような他の危険因子を併せ持つ方は、動脈硬化のリスクが高まるため、より早い段階からの生活習慣の見直しが推奨されます。

  • 高血圧
  • 糖尿病やその予備群
  • 喫煙習慣がある
  • ご家族に心筋梗塞や脳梗塞になった方がいる
  • HDL(善玉)コレステロールが低い

<医師からのワンポイントアドバイス>

この基準値は、いわば健康状態を測るための「共通のものさし」です。しかし、治療が必要かどうか、どこまで数値を下げるべきかという「治療目標値」は、お一人おひとりの状態によって大きく異なります。

例えば、すでに心筋梗塞や狭心症を経験された方であれば、再発予防のためにLDLコレステロール値を「100mg/dL未満」、場合によっては「70mg/dL未満」という、より厳しい目標を設定します。

ご自身の身体にとって適切な目標値を知るためにも、まずは一度、専門医に相談し、総合的なリスク評価を受けることが重要です。


LDLが「悪玉」と呼ばれる本当の理由

「悪玉」という不名誉な名前がついていますが、コレステロール自体は、私たちの身体にとってなくてはならない存在です。約37兆個あるといわれる細胞の膜をつくったり、さまざまなホルモンやビタミンの材料になったりと、生命維持に欠かせない重要な役割を担っています。

では、なぜLDLコレステロールだけが悪者扱いされるのでしょうか。

LDLコレステロールの主な仕事は、肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞に届ける「配送トラック」のようなものです。このトラック自体は、身体に必要な物資を運ぶ大切な存在です。

問題となるのは、その「量」です。

血液中のLDLコレステロールが過剰になると、行き場を失ったコレステロールが血液中にあふれ出し、血管の壁の内側へと染み込んでしまいます。

そして、問題はただ溜まるだけでは終わりません。血管の壁に入り込んだLDLコレステロールは、そこで活性酸素の影響で酸化され、異物とみなされます。すると、身体の免疫細胞がこれを処理しようと集まってきて、炎症を引き起こすのです。

この血管内部で起こる小さな炎症こそが、血管を硬く、もろく、そして狭くする「動脈硬化」を進行させる直接的な引き金となります。

最近の研究では、LDLコレステロールの代謝に関わる「PCSK9」という物質が、血液中だけでなく、血管の壁の内部で直接的に炎症や細胞の異常な増殖を促す「病理の進行役」として働いていることも明らかになってきました。

このように、単に量が増えすぎるだけでなく、血管の中で積極的に病気の進行を促してしまう性質を持つため、LDLコレステロールは「悪玉」と呼ばれているのです。

自覚症状がなくても放置してはいけないワケ

LDLコレステロール値が高いことの最も恐ろしい点は、ほとんどの場合、自覚症状がまったくないことです。

痛みやかゆみ、熱っぽさなど、身体からの危険信号があれば、誰でも「病院に行こう」と思うでしょう。しかし、数値が高いだけでは、つい「まだ大丈夫だろう」と後回しにしてしまいがちです。

ですが、症状がないからといって放置していると、あなたの身体の内側では、静かに、しかし着実に動脈硬化が進行していきます。

  1. 血管の壁にLDLコレステロールが溜まり、プラーク(粥状の塊)ができる
  2. プラークが少しずつ大きくなり、血液の通り道が狭くなる
  3. ある日突然、何かのきっかけでプラークが破れる
  4. 破れた傷を治そうと血小板が集まり、血の塊(血栓)ができる
  5. 血栓が血管を完全に塞いでしまう

この最後の段階が、命を脅かす病気を引き起こします。

心臓の血管で起これば「心筋梗塞」、脳の血管で起これば「脳梗塞」です。

LDLコレステロールが高い状態は、血管内の炎症を悪化させ、動脈硬化の進行をさらに加速させる要因となります。実際に、高感度CRP(hs-CRP)といった体内の炎症を示すマーカーが高い人ほど、動脈硬化が進みやすいことが多くの研究で指摘されています。

つまり、自覚症状がない水面下では、「コレステロールの蓄積」と「血管の慢性的な炎症」という、二つの危険なプロセスが同時に進行しているのです。

だからこそ、自覚症状のない「今」この瞬間から対策を始めることが、10年後、20年後のあなたの健康を守るために、何よりも重要なのです。

【まとめ】健康診断の結果を受け取ったあなたへ

  • まずは数値を正しく理解する: ご自身の数値が「正常」「境界域」「異常値」のどこにあるかを確認しましょう。
  • 「悪玉」の本当の意味を知る: LDLコレステロールは、増えすぎると血管内で炎症を起こし、動脈硬化を直接進行させる性質があります。
  • 症状のなさが大きな落とし穴: 自覚症状がないからこそ、健康診断は身体からの重要なメッセージです。放置すれば、静かに動脈硬化が進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすリスクがあります。

健康診断の結果は、未来の健康を変えるための「きっかけ」です。この機会を大切に、ご自身の身体と向き合ってみませんか。

LDLコレステロールが高くなる5つの主な原因

「特に生活を変えたつもりはないのに、なぜだろう?」

健康診断の結果を前に、そう首をかしげている方もいらっしゃるかもしれません。LDLコレステロールが高くなる原因は、決して一つではありません。

食生活や運動不足といった生活習慣はもちろんのこと、年齢による身体の変化、遺伝的な体質、そして他の病気や薬の影響など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。

ご自身の身体や生活に隠れている本当の原因を探り当てることが、的確な対策への第一歩となります。

LDLコレステロールが高くなる5つの主な原因
LDLコレステロールが高くなる5つの主な原因

食生活の乱れ(飽和脂肪酸・トランス脂肪酸)

食事の内容は、血中のLDLコレステロール値に直接的に影響を与える重要な要素です。特に、現代の食生活で注意が必要なのが、「飽和脂肪酸」と「トランス脂肪酸」という2種類の脂質です。

これらを過剰に摂取すると、肝臓でのコレステロール合成が活発になり、血液中のLDLコレステロールが増加してしまいます。

【飽和脂肪酸を多く含む食品】

  • 肉類の脂身: バラ肉、ロース肉、ひき肉、ベーコン、ソーセージなど
  • 動物性の脂肪: バター、ラード、ヘッド(牛脂)、生クリーム
  • 乳製品: チーズ、アイスクリーム
  • その他: パーム油やカカオバターを使ったインスタントラーメン、スナック菓子、洋菓子

【トランス脂肪酸を多く含む食品】

  • 硬化油: マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング
  • 加工食品: 上記を原料に使ったパン、ケーキ、クッキー、ドーナツ
  • 揚げ物: フライドポテト、チキンナゲットなどのファストフード

これらの食品を日常的に好んで食べている方は、知らず知らずのうちに肝臓に「LDLコレステロールをもっと作りなさい」という指令を出し続けている可能性があります。


<医師からのワンポイントアドバイス>

コレステロールを多く含む食品(卵や魚卵など)を気にされる方も多いですが、実は食事から直接摂るコレステロールよりも、体内で作られるコレステロールの方がはるかに多いのです。そのため、コレステロールの「材料」となりやすい飽和脂肪酸や、肝臓の働きに悪影響を与えるトランス脂肪酸を控えることの方が、数値を改善する上ではより重要だと言えます。


運動不足による影響

「運動不足が体に良くない」ことは誰もが知っていますが、なぜLDLコレステロール値を上げてしまうのか、その仕組みをご存知でしょうか。

体を動かす機会が減ると、食事から摂ったエネルギーが消費されずに余ってしまいます。この余ったエネルギーは、まず「中性脂肪」として体内に蓄えられます。

問題はここからです。

中性脂肪が増えすぎると、肝臓はそれを材料にして「VLDL(超低比重リポたんぱく質)」という粒子を大量に作り出します。このVLDLが血液中を巡るうちに変化した最終形態が、LDLコレステロールなのです。

つまり、運動不足による中性脂肪の増加は、LDLコレステロールの“生産工場”をフル稼働させてしまう引き金になる、ということです。

特に、お腹周りが気になる「内臓脂肪型肥満」の方は、脂質異常症だけでなく、高血圧や糖尿病のリスクも同時に高まるため、特に注意が必要です。

逆に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、血液中の中性脂肪を分解する酵素を活性化させ、LDLの原料を減らす効果が期待できます。HDL(善玉)コレステロールを増やす効果も認められており、まさに一石二鳥と言えるでしょう。

加齢やホルモンバランスの変化

「若い頃と同じ食事なのに、なぜか年々数値が上がっていく…」

そう感じている方は少なくありません。これは、加齢に伴うごく自然な身体の変化が影響しています。

年齢を重ねると、誰でも基礎代謝(生命を維持するために最低限必要なエネルギー)は低下していきます。それに伴い、コレステロールを処理する中心的な臓器である肝臓の機能も、少しずつ穏やかになっていきます。

特に女性の場合、閉経期を迎えると、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が急激に減少します。

実はこのエストロゲンには、血液中のLDLコレステロールを肝臓に取り込むための“アンテナ”である「LDL受容体」を増やすという、非常に重要な働きがあります。

閉経によってエストロゲンという強力な味方を失うと、このアンテナの数が減ってしまい、血液中にLDLコレステロールがあふれやすい状態になってしまうのです。

これは病気ではなく、生理的な変化です。だからこそ、年齢を重ねたときには、若い頃とは違う、今の自分の身体に合わせた食生活や運動習慣へとアップデートしていくことが何よりも大切になります。

遺伝的な要因と家族歴

「食事にも運動にも気を使っているのに、数値が下がらない」という場合、生まれ持った体質が関係している可能性があります。

その代表的なものが、「家族性高コレステロール血症(FH)」という遺伝性の病気です。

私たちの身体には、血液中のLDLコレステロールを細胞内に効率よく取り込むための「LDL受容体」という“受け皿”が備わっています。家族性高コレステロール血症の方は、遺伝的にこの受け皿の数が少なかったり、働きが悪かったりします。

その結果、血液中からLDLコレステロールをうまく回収できず、若い頃から非常に高い値が続いてしまいます。食事や運動だけでコントロールすることは難しく、動脈硬化が通常よりも早く進行しやすいのが特徴です。

おおよそ300人に1人程度いるとされ、決して珍しい病気ではありません。

  • 両親や祖父母、兄弟姉妹にコレステロール値が高い人がいる
  • 血縁者に若くして心筋梗塞や狭心症になった人がいる(男性55歳未満、女性65歳未満)
  • アキレス腱が太い、まぶたに黄色いできものがある

これらの特徴に当てはまる場合は、一度専門の医療機関で詳しい検査を受けることをお勧めします。

他の病気や服用中の薬が隠れた原因に

LDLコレステロール値の上昇は、これまで見てきた要因だけでなく、現在治療中の他の病気や、服用しているお薬が原因となっているケースもあります。これを「二次性脂質異常症」と呼びます。

【原因となりうる主な病気】

  • 甲状腺機能低下症: 全身の代謝が低下し、コレステロールの分解も遅くなる。
  • 糖尿病: インスリンの働きが悪くなり、肝臓での中性脂肪やコレステロールの合成が過剰になる。
  • 慢性腎臓病(腎不全)、ネフローゼ症候群: 尿からタンパク質が漏れ出るのを補うため、肝臓が脂質を過剰に作り出してしまう。
  • 肝臓の病気(閉塞性黄疸など)

また、一部の降圧薬(利尿薬やβ遮断薬の一部)やステロイド薬、免疫抑制薬なども、副作用として脂質代謝に影響を与えることがあります。

さらに、こうした病気は体内の「慢性的な炎症」を引き起こすことも少なくありません。近年の研究では、コレステロール代謝に関わる「PCSK9」という物質が、単に血中のLDLコレステロールを増やす司令塔として働くだけでなく、血管の壁の内部で直接的に炎症や細胞の異常な増殖を促す「病理の進行役」としての顔も持つことが明らかになってきました。

つまり、もととなる病気の治療をおろそかにすると、LDLコレステロール値の上昇と血管内での炎症という、二つの側面から動脈硬化を強力に加速させてしまう危険性があるのです。

思い当たる病気がある方や、お薬を飲み始めてから数値が上がったという方は、自己判断でお薬をやめたりせず、必ずかかりつけの医師にご相談ください。


【まとめ】LDLコレステロールが高くなる5つの原因

  1. 食生活の乱れ: 飽和脂肪酸・トランス脂肪酸の多い食事が、肝臓でのコレステロール合成を促進する。
  2. 運動不足: 消費しきれないエネルギーが中性脂肪となり、LDLコレステロールの原料となってしまう。
  3. 加齢・ホルモン変化: 基礎代謝の低下や、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、誰でも数値は上がりやすくなる。
  4. 遺伝的要因: 「家族性高コレステロール血症」など、生まれつきLDLコレステロールを処理しにくい体質がある。
  5. 他の病気や薬の影響: 甲状腺や腎臓の病気、糖尿病、服用中の薬が隠れた原因になっていることがある。

これらの原因は、どれか一つだけということは少なく、複数が重なり合って影響しているケースがほとんどです。ご自身の生活を丁寧に振り返り、思い当たる点があれば、そこから改善の一歩を踏み出してみませんか。

将来の健康を左右する LDLコレステロールが高いと起こる病気

健康診断でLDLコレステロールの高さを指摘された。けれど、特に痛みもかゆみもなく、日常生活に何の変化もない。

「まだ大丈夫だろう」「次の健診までに気をつければいいか」

多くの方が、そう考えてつい後回しにしてしまうかもしれません。しかし、この自覚症状のなさこそが、LDLコレステEステロールの最も恐ろしい側面なのです。

あなたの身体の中では、声なき変化が静かに、しかし着実に進行している可能性があります。それは、ある日突然、あなたの人生を根底から揺るがしかねない、重大な病気の引き金となりうるのです。

将来の健康を守るため、そして大切なご家族を悲しませないためにも、まずはLDLコレステロールが高い状態がもたらす本当のリスクと、そのメカニズムを正しく知ることから始めましょう。

静かに進行する動脈硬化のメカニズム

LDLコレステロール値が高い状態が続くと、全身の血管で「動脈硬化」という変化が静かに進行していきます。動脈硬化とは、文字通り血管が弾力を失って硬くなり、内側が狭くなって血液の流れを滞らせてしまう状態です。

しなやかで健康な血管を、古びて詰まりかけた水道管に変えてしまう主な原因こそが、増えすぎたLDLコレステロールなのです。

そのプロセスは、まるで血管の中で小さな事件が連鎖していくように進みます。

  1. 侵入: 血液中にあふれたLDLコレステロールが、血管の一番内側にある壁(内皮細胞)の隙間から内部へと染み込んでいきます。
  2. 酸化: 血管の壁に入り込んだLDLコレステロールは、そこで活性酸素などの影響を受けて「酸化LDL」という、より悪質な物質に変性します。
  3. 炎症: 身体の免疫システムは、この酸化LDLを「体にとっての異物・敵」とみなし、白血球の一種であるマクロファージを派遣して処理させようとします。
  4. プラーク形成: 酸化LDLを大量に取り込んだマクロファージは、やがてその場で死んでしまい、お粥のようなドロドロとしたコレステロールの塊を形成します。これが「プラーク(粥状動脈硬化巣)」と呼ばれるものです。

このプラークは、ただ血管を物理的に狭めるだけではありません。近年の研究では、プラークの内部で慢性的な「炎症」が起きていることが、動脈硬化をさらに悪化させる重要な要因だとわかってきました。

実際に、体内の炎症レベルを示す高感度CRP(hs-CRP)といった血液検査の数値が高い人ほど、動脈硬化が進行しやすいことが多くの研究で指摘されています。

つまり、血管の壁の内側では、「コレステロールの蓄積」と「慢性的な血管の炎症」という、二つの危険なプロセスが同時に進行しているのです。


そして、この静かな戦いが続いた結果、プラークが何かのきっかけで破れると、事態は急変します。身体は傷を修復しようと、血液を固める血小板を動員し、瞬時に血の塊、すなわち「血栓」を形成します。

この血栓が血管を完全に塞いでしまったとき、命に関わる病気が引き起こされるのです。

命に関わる心筋梗塞や狭心症のリスク

動脈硬化が、心臓自身に酸素と栄養を送り届けている「冠動脈」という非常に重要な血管で起こると、狭心症や心筋梗塞といった、命に直結する虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)につながります。

狭心症

冠動脈がプラークによって狭くなり、心臓がたくさんの血液を必要とする場面(運動時や興奮時など)で、一時的に血流が不足してしまう状態です。 「階段を上ると胸が締め付けられるように痛む」「少し休むと治まる」といった症状が代表的で、これは心臓が発している「血が足りない!」という悲鳴、危険信号(SOS)に他なりません。

心筋梗塞

狭心症がさらに進行し、プラークが破れてできた血栓によって冠動脈が完全に塞がれてしまう病気です。 血流が完全に途絶えた先の心臓の筋肉(心筋)は、酸素と栄養が届かずに壊死(えし:細胞が死んでしまうこと)してしまいます。 突然、胸をえぐられるような激しい痛みに襲われ、冷や汗が出て、呼吸が苦しくなるのが特徴です。壊死した心筋は二度と元には戻らず、心臓のポンプ機能が著しく低下したり、危険な不整脈を引き起こしたりして、命を落とす危険性が非常に高くなります。

ある報告によれば、LDLコレステロールが高い人は、そうでない人と比べて心筋梗塞の発症リスクが3.8倍にもなるとされており、決して他人事ではないことがわかります。

突然発症する脳梗塞のリスク

動脈硬化の舞台が、脳の血管に移ると、脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。 脳梗塞も心筋梗塞と同じメカニズムで、脳の血管にできた血栓が詰まることで発症します。

血液が流れなくなった先の脳細胞は、酸素や栄養が不足してしまい、回復不能なダメージを受けます。脳は、身体のあらゆる機能をコントロールする司令塔です。そのため、ダメージを受けた場所によって、さまざまな後遺症が残ることが少なくありません。

  • ろれつが回らない、言葉が出てこない(失語症)
  • 体の片側の手足が思うように動かせない(片麻痺)
  • 視野の半分が欠けて見える(半側空間無視)
  • 食べ物や飲み物がうまく飲み込めない(嚥下障害)

昨日まで当たり前にできていた会話、食事、歩行といった日常生活が、ある日突然、不可能になってしまう。それが脳梗塞の怖さです。ご自身の人生だけでなく、支えるご家族の生活にも大きな影響を与えてしまう、非常に深刻な病気なのです。

自覚症状がないからとLDLコレステロールの高さを放置することは、こうした未来のリスクを静かに、しかし着実に高めているということを、どうか忘れないでください。


【まとめ】LDLコレステロールが高いと、あなたの血管の中で起こること

  • 静かなる血管の変化「動脈硬化」: LDLコレステロールは、ただ溜まるだけでなく、血管内で「炎症」を引き起こし、血管を硬く、もろく、狭くしていきます。
  • 心臓への危険信号「狭心症・心筋梗塞」: 心臓の血管が詰まると、心臓の筋肉が壊死し、命を脅かす事態につながります。
  • 生活を一変させる「脳梗塞」: 脳の血管が詰まると、麻痺や言語障害など、深刻な後遺症が残る可能性があります。

健康診断の結果は、未来の健康を左右する分岐点です。この警告を真摯に受け止め、ご自身の身体と向き合う「きっかけ」にすることが、何よりも大切です。

LDLコレステロールを下げる3つの基本アプローチ

健康診断で「LDLコレステロールが高い」と指摘されると、将来の病気に対する漠然とした不安が頭をよぎるかもしれません。

しかし、これは決して手遅れのサインではなく、むしろ未来の健康を守るための「軌道修正のチャンス」です。

LDLコレステロール値は、ご自身の生活習慣を見つめ直すことで、十分に改善を目指せるものです。そのための対策は、決して特別なものではありません。

  1. 食事療法
  2. 運動療法
  3. 薬物療法

この3つが治療の大きな柱となります。これらは単独で機能するのではなく、互いに支え合う「三位一体」のアプローチと考えることが重要です。

これからご紹介する方法を参考に、ご自身の生活に取り入れられることから、一歩ずつ始めていきましょう。その小さな一歩が、10年後、20年後の健康な血管と、安心できる未来へとつながっています。

食事療法 まずは見直すべきポイント

LDLコレステロール対策の土台となるのが、日々の食事です。薬を飲む前に、まずはご自身の食生活という「土壌」を整えることから始めましょう。

難しく考える必要はありません。まずは以下の3つの基本ポイントを意識してみてください。

1. 摂るべき脂質を選び、避けるべき脂質を減らす

脂質はすべてが悪いわけではありません。重要なのは、その「種類」を見極めることです。

【減らしたい脂質:飽和脂肪酸・トランス脂肪酸】 これらは、肝臓でのコレステロール合成を促す、いわば「アクセル」の役割を果たします。

  • 飽和脂肪酸: 肉の脂身(バラ肉など)、バター、生クリーム、ラード、パーム油(インスタント麺や菓子類)
  • トランス脂肪酸: マーガリン、ショートニング(パンや洋菓子)、ファストフードの揚げ物

これらを日常的に多く摂っていると、体内でLDLコレステロールが過剰に生産されやすい状態になってしまいます。

【積極的に摂りたい脂質:不飽和脂肪酸】 こちらは逆に、血中の脂質バランスを整えるのを助けてくれる「サポーター」です。

  • 青魚(サバ、イワシ、アジなど): EPAやDHAが豊富
  • 植物油: オリーブオイル、アマニ油、えごま油
  • その他: アボカド、ナッツ類

まずは、お肉中心の食事を週に数回、魚料理に変えてみる。お菓子やパンを買うときに、原材料表示を見てマーガリンやショートニングを避けてみる。そんな小さな意識改革から始めてみましょう。

2. “お掃除役”の食物繊維を味方につける

食物繊維は、腸の中で余分なコレステロールや糖をスポンジのように吸着し、便と一緒に体の外へ排出してくれる頼もしい「お掃除役」です。

特に、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」は、コレステロールの吸収を穏やかにする効果が高いとされています。

【水溶性食物繊維が豊富な食品】

  • 海藻類: わかめ、昆布、もずく
  • きのこ類: しめじ、えのき、しいたけ
  • 野菜: ごぼう、オクラ、アボカド
  • 穀物: 大麦(麦ごはん)、オーツ麦(オートミール)
  • 豆類: 納豆、豆腐

いつもの食事に、わかめの味噌汁やきのこのソテーをプラス一品するだけで、手軽に食物繊維を補うことができます。

3. コレステロールを多く含む食品との付き合い方

かつては「卵は1日1個まで」などと言われましたが、食事から直接摂るコレステロールが血中コレステロール値に与える影響は、実は限定的であることがわかってきました。

それよりも、先ほど述べた「飽和脂肪酸」の摂り過ぎの方が、はるかに大きな影響を与えます。

ですから、鶏卵や魚卵(いくら、たらこ)、レバーなどを神経質に避ける必要はありません。ただし、どのような食品も「食べ過ぎ」は禁物です。バランスの良い食事の中で、適量を楽しむように心がけましょう。

運動療法 無理なく続けるコツ

食事改善と車の両輪となるのが運動療法です。運動には、LDLコレステロールを減らすだけでなく、善玉であるHDLコレステロールを増やし、中性脂肪を燃焼させるという素晴らしい効果があります。

大切なのは、きついトレーニングをたまに行うことよりも、「心地よいと感じる程度の運動を、生活の一部として習慣にすること」です。

おすすめは「おしゃべりできるくらいの有酸素運動」

ウォーキングや軽いジョギング、サイクリング、水泳など、息が弾むものの、隣の人と会話ができるくらいの強度の運動がおすすめです。

目標は、まず1日合計30分以上、週に150分程度。

まとまった時間が取れなくても心配いりません。例えば、「10分間の早歩きを1日に3回」でも、効果は同じです。

  • 通勤時に一駅手前で降りて歩く
  • エレベーターやエスカレーターを階段に変える
  • お昼休みに少し遠くの公園まで散歩する
  • テレビを見ながらその場で足踏みをする

このような「ついで運動」の積み重ねが、着実にあなたの血管を健康へと導きます。まずは「体を動かすと気持ちがいいな」と感じることから始め、少しずつ習慣化していくことが成功への近道です。

薬物療法 治療を開始するタイミングと目標値

「食事や運動を頑張っても、なかなか数値が下がらない」 「もともとの数値が非常に高い」 「すでに心筋梗塞や脳梗塞の経験がある」

このような場合には、動脈硬化の進行にブレーキをかけ、将来のリスクを回避するために薬物療法の開始を検討します。お薬は「生活習慣改善の敗北」ではなく、あなたの未来の健康を守るための「賢明な選択であり、強力なお守り」です。

治療のタイミングは、一般的に以下のような場合に考慮されます。

  • 食事や運動療法を3~6ヶ月続けても、目標値まで下がらない
  • LDLコレステロール値が180mg/dL以上など、極めて高い
  • 糖尿病や慢性腎臓病、家族歴など、他のリスク因子を複数持っている

治療の中心となるのは、「スタチン」という種類のお薬です。スタチンは、肝臓でのコレステロール合成を抑えることで、血液中のLDLコレステロールを強力に下げます。

しかし、その効果は単に数値を下げるだけではありません。血管の壁で起きている「炎症」を鎮め、プラークを安定化させることで、心筋梗塞や脳梗塞の引き金となるプラークの破綻を防ぐ効果も期待されています。


<医師からのワンポイントアドバイス>

お薬による治療は、一人ひとりの身体の状態に合わせてテーラーメイドで行います。例えば、ご高齢の方や体質によっては、スタチンとは異なるアプローチのお薬が適していることもあります。

その一つが、小腸でのコレステロールの「吸収」を抑える「エゼチミブ」というお薬です。年齢とともにコレステロールの吸収効率が高まる傾向があるため、このお薬は特に高齢の方で効果を発揮しやすいとされています。副作用が少なく、心臓や血管の病気を未然に防ぐ効果も示されており、安心して長期的に服用しやすいお薬の一つです。

また、スタチンだけでは効果が不十分な場合や、より強力な効果が必要な場合には、これらのお薬を組み合わせることもあります。実際に、スタチンに他のお薬を併用することで、血管内の炎症マーカーを改善し、より多角的に動脈硬化の進行にブレーキをかける効果が期待できるという研究報告もあります。

大切なのは、ご自身の目標値を主治医と共有し、納得のいく治療法を一緒に見つけていくことです。


治療の目標値は、年齢や性別、他に持っている病気のリスクによって、一人ひとり細かく設定されます。自己判断で治療を中断したりせず、必ず医師と相談しながら、二人三脚で治療を進めていきましょう。

食事の具体例(おすすめ食品・控える食品)

「具体的に何を食べたらいいの?」という方のために、日々の食事で意識したい食品の例をまとめました。毎日の献立を考える際の参考にしてください。

おすすめの食品(積極的に摂りたい)控える食品(なるべく避けたい)
主食【理由】食物繊維が豊富
玄米、麦ごはん、全粒粉パン、そば
【理由】糖質が多く、食物繊維が少ない
白米、白いパン、菓子パン、ラーメン
主菜【理由】良質な脂質・たんぱく質が摂れる
青魚(サバ、イワシ、アジ)、大豆製品(豆腐、納豆)、鶏むね肉・ささみ(皮なし)
【理由】飽和脂肪酸が多い
脂身の多い肉(バラ肉、ひき肉)、加工肉(ベーコン、ソーセージ)、揚げ物(唐揚げ、とんかつ)
副菜【理由】食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富
緑黄色野菜、きのこ類、海藻類、根菜類
【理由】飽和脂肪酸や塩分が多い
マヨネーズやドレッシングを多用したサラダ、ポテトフライ
【理由】不飽和脂肪酸が豊富
オリーブオイル、なたね油、アマニ油、えごま油
【理由】飽和脂肪酸・トランス脂肪酸が多い
バター、ラード、マーガリン、ショートニング、パーム油
間食・嗜好品【理由】食物繊維やビタミンが摂れる
果物、素焼きのナッツ類、ヨーグルト(無糖)
【理由】飽和脂肪酸や糖質が多い
スナック菓子、ケーキ、アイスクリーム、シュークリーム

完璧を目指す必要はありません。まずは「控える食品」の中から、週に2〜3回「おすすめの食品」に置き換えてみることから始めてみませんか。その小さな変化が、あなたの健康な未来を作る大きな一歩となります。


【まとめ】LDLコレステロールを下げるための3つの柱

  • 食事療法: まずは「脂質の種類」を見直し、食物繊維をたっぷり摂ることから。完璧ではなく「置き換え」を意識しましょう。
  • 運動療法: 「おしゃべりできるくらいの有酸素運動」を、生活の中に細切れでも良いので取り入れることが継続のコツです。
  • 薬物療法: 必要と判断された場合は、未来の病気を防ぐための「お守り」です。医師と相談し、ご自身に合った治療法を選びましょう。

LDLコレステロールの管理は、ご自身の努力が結果となって表れやすい分野です。しかし、一人で抱え込まず、私たち専門家を頼ってください。あなたの生活スタイルや価値観に寄り添いながら、最適な治療計画を一緒に考えていくことが、私たちの役割です。

何科を受診すればいい?受診のタイミングと費用の目安

健康診断でLDLコレステロールの高さを指摘されたものの、特に自覚症状がないと「何科に行けばいいのだろう?」「そもそも、急いで病院に行く必要があるのだろうか?」と、つい受診をためらってしまうかもしれません。

しかし、その一枚の検査結果は、あなたの身体が発している未来への大切なメッセージです。まずはそのメッセージを正しく受け止め、行動に移すことが重要です。

何科を受診すればいい?受診のタイミングと費用の目安
何科を受診すればいい?受診のタイミングと費用の目安

最初の相談窓口は「かかりつけ医」

まず最初に相談するのに最も適しているのは、いつも診てもらっている「かかりつけの内科医」や、健康診断を受けた医療機関です。

かかりつけ医は、あなたの普段の健康状態や過去の病歴、他に飲んでいるお薬などを総合的に把握しています。そのため、今回のコレステロール値が何を意味するのか、全体像の中から的確に判断してくれます。

受診にかかる費用の目安

費用については、もちろん保険が適用されます。 初診の場合、血液検査などを含めて、3割負担の方でおおよそ3,000円〜5,000円程度が目安となります。

将来、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な病気にかかってしまった場合の医療費や生活への影響を考えれば、これは未来の健康を守るための非常に価値のある投資と言えるでしょう。

こんな症状や数値なら早めに受診を

LDLコレステロールは「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」とも呼ばれる動脈硬化を進行させる主な要因の一つです。「まだ大丈夫」という自己判断が、危険な選択になりかねません。

以下に挙げる項目に一つでも当てはまる場合は、症状がなくても、できるだけ早めに医療機関を受診することを強くお勧めします。

  • 健康診断でLDLコレステロールが140mg/dL以上だった




    これは、国が定める「脂質異常症」という病気の診断基準に該当する数値です。治療が必要かどうかを判断するためのスタートラインに立った、という認識を持つことが大切です。
  • 一度も治療を受けていないのに180mg/dLを超えている




    このレベルになると、食事や運動といった生活習慣の見直しだけではコントロールが難しい、遺伝的な要因が隠れている可能性も考えられます。特に「家族性高コレステロール血症」という病気は、若い頃から動脈硬化が急速に進行しやすいため、早期の専門的な診断と治療が不可欠です。
  • 高血圧、糖尿病、喫煙習慣など、他の危険因子がある




    動脈硬化のリスクは、危険因子が一つ加わるごとに「足し算」ではなく「掛け算」で増大していきます。例えば、「LDLコレステロールが高い」というリスクに「高血圧」が加わると、動脈硬化の進行スピードは一気に加速します。複数のリスクをお持ちの方は、より厳格な管理が必要です。
  • 血縁のご家族に心筋梗塞や狭心症になった人がいる




    特に、男性では55歳未満、女性では65歳未満で発症したご家族がいる場合、遺伝的に動脈硬化を起こしやすい体質を受け継いでいる可能性があります。ご自身の未来のリスクを正確に把握するためにも、一度ご相談ください。
  • 足のすねやアキレス腱に硬いしこりがある




    これは「黄色腫(おうしょくしゅ)」と呼ばれるコレステロールの塊で、家族性高コレステロール血症を強く疑うサインの一つです。痛みなどはありませんが、体からの重要な警告と捉えるべき所見です。

<医師からのワンポイントアドバイス>

「もう年だから」「薬が増えるのは心配」といった理由で、治療に前向きになれない方もいらっしゃるかもしれません。特に、コレステロールを下げる代表的なお薬である「スタチン」の副作用を心配される声はよく耳にします。

しかし、最近の研究では、ご高齢の方々にとっても安心して長期的に続けやすい治療の選択肢が増えています。

例えば、75歳以上の方を対象とした研究では、スタチンとは異なる仕組みで小腸からのコレステロール吸収を抑える「エゼチミブ」というお薬を単独で使うことで、心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化が原因で起こる病気のリスクを減らせることが示されました。

年齢を重ねるとコレステロールの吸収効率が高まる傾向があるため、このお薬が理にかなった選択肢となるケースも多いのです。

お薬による治療は、一人ひとりの年齢や体質、持病、そして価値観に合わせて、より合った方法を一緒に見つけていく「オーダーメイド」の医療です。副作用への不安も含め、どんなことでも気兼ねなくご相談ください。

【まとめ】検査結果を受け取ったあなたへ

  • 最初の窓口は身近な「かかりつけ医」へ: まずは健康診断の結果を持参し、かかりつけの内科医に相談しましょう。
  • 「まだ大丈夫」は禁物: 示された数値やリスクは、あなたの身体からの重要なメッセージです。自己判断で放置せず、専門家と一緒にその意味を考えましょう。
  • 治療の選択肢は一つではない: 年齢や体質を考慮した、あなたに合った治療法が必ず見つかります。不安な点は何でも医師に相談してください。

健康診断は、これからの人生をより健康に、より豊かに過ごすための「道しるべ」です。その道しるべを活かすも無駄にするも、あなたの次の一歩にかかっています。私たちは、いつでもあなたの健康な未来づくりをサポートする準備ができています。

まとめ

今回は、LDL(悪玉)コレステロールが高いと言われたときの原因や、その数値を下げるための具体的な方法について詳しく解説しました。

大切なことは、自覚症状がないからといって「まだ大丈夫」と放置しないことです。あなたの知らないところで、血管の中では静かに動脈硬化が進行し、将来の心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めているかもしれません。

対策の基本は、食生活の見直しと無理のない運動です。しかし、自己判断で頑張る前に、まずはかかりつけ医などの専門家に相談し、ご自身に合った正しい対策を知ることが近道となります。

健康診断の結果は、10年後、20年後の健康な毎日を守るための大切な「きっかけ」です。この機会を活かし、今日からできる一歩を始めてみませんか。

この記事は医師の監修のもと作成しています。

監修 和田 蔵人(医師)

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参考文献

  1. Liu W, Quan S, Lin Q, Yang G, Chang D, Zhou X and Wu Y. “Systematic review and meta-analysis of Tongxinluo capsules combined with statins in the treatment of carotid atherosclerosis.” Phytomedicine : international journal of phytotherapy and phytopharmacology 154, no. (2026): 158056.
  2. Amorosi A and Varret M. “PCSK9 in vascular smooth muscle cells: biology, pathology, and inhibition to fight atherosclerosis.” Atherosclerosis plus 64, no. (2026): 9-23.
  3. Vuorio A, Kovanen PT and Strandberg T. “Ezetimibe alone for over 75 years old as a primary prevention to decrease cardiovascular events.” Annals of medicine 58, no. 1 (2026): 2634484.
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